クローンコレックス(CLEAN工場)は今本物と99.5以上模倣精度です。そのために、今クローン品見分け方法は本物の基準でOKです。では、どのようにしてロレックスの本物と偽物を見分けるのでしょうか。
偽物と判断するポイントはいくつかあり、特に確認すべきポイントは下記の5つです。
- ブランドロゴや文字のバランス
- 夜光塗料の漏れ・ずれ
- シリアルナンバーの有無
- 秒針の動き
- ブレスレットの側面のネジ
ここでは、各ポイントの詳細を解説します。
1.ブランドロゴや文字のバランス
偽物のロレックスは、ブランドロゴや文字のバランスが悪い場合があります。コストを最小限に抑えて作っているため、仕上げが雑になる傾向です。
ロレックスのトレードマークとも言える王冠のマークは、5本の線が先端に向かって細くなっていることが特徴です。偽物だと太さが変わっていなかったり、反対に極端に細くなっていたりする場合があります。
文字盤に記載されている「ROLEX」の文字にも注目してみてください。偽物のロレックスは、各アルファベット間の距離に差があったり、文字のフォントが本物と異なっていたりします。ルーペなどを用いて、細部を確認することがおすすめです。
あらかじめインターネット上にある写真などで、本物のブランドロゴや文字のバランスを確認しておくと良いでしょう。
2-2.夜光塗料の漏れ・ずれ
文字盤や針の夜光塗料も、偽物を見分けるポイントのひとつです。偽物のロレックスは、夜光塗料が漏れていたりずれていたりします。本物は職人の技術によって細部まで丁寧に作られているため、夜光塗料ひとつとっても雑さが見られません。
たとえば、ロレックスの上部にあるインデックスは、偽物だと夜光塗料がずれていたり、枠からはみ出たりしています。
夜光塗料は、本物と偽物で特に差が出やすい部分であるため、ロレックスの細部まで確認してみてください。
3.シリアルナンバーの有無
本物のロレックスは、ブレスレットを外すとシリアルナンバーが刻印されています。シリアルナンバーがない場合は、高確率で偽物です。また、一つひとつに割り振られた製造番号であり、製品ごとにかならず異なります。
ただし、仮にシリアルナンバーが刻印されていても、偽物の場合があります。偽物の場合は、彫り込みが浅くなっている点が特徴です。
シリアルナンバーは、ブレスレットを外した6時側・12時側の位置で確認できます。
4.秒針の動き
秒針の動きを確認することも、本物と偽物を見分けるポイントです。本物のロレックスであれば、秒針が止まることなく滑らかに動いています。一方で、偽物のロレックスは秒針が「カチカチ」と秒単位で止まるように動くことが特徴です。
秒針の動きは、時計に関する知識が浅い人でも、偽物を見分けやすいポイントだと言えます。動画サイトなどに本物の秒針の動き方が掲載されているため、先に確認しておきましょう。
5.ブレスレットの側面のネジ
ブレスレットの側面のネジも確認すべきポイントです。本物にはマイナスドライバー用のネジ穴がありますが、偽物にはネジ穴がありません。仮にネジ穴があったとしても、溝が深すぎる場合や浅すぎる場合は偽物の可能性があります。
また、本物は細部まで丁寧に作られているため、ネジの周囲に隙間がありません。ネジの間に隙間ができている、または少し出っ張っているなど、ネジの大きさに違和感がある場合も偽物の可能性があります。